場面緘黙症って何ですか?
話す力は十分にあるのに、特定の場面でだけ話せなくなる不安症の一つです
❋ わかりやすく言うと…家では普通に話せる
仲の良い家族とはよくしゃべる
でも、学校や幼稚園、知らない人の前では声が出ない
これは「話さない」のではなく、
不安が強すぎて“話せない”状態です。
❋ 何が起きているの?場面緘黙は、強い不安反応と関係しています。
緊張する場面になると、体が「危険だ!」と反応してしまい、
声が出ない
体が固まる
表情がこわばる
うなずきやジェスチャーだけになる
といった反応が起きます。
これはわざとではなく、
**体の自動的な反応(フリーズ反応)**です。フリーズしない子もいます。
❋ よく見られる場面学校で出席の返事ができない
先生に質問できない
トイレに行きたいと言えない
友達と話せない
音読ができない
❋ よくある誤解❌ わがまま、甘えてる
❌ わざと反抗している
❌ 家庭のしつけの問題
❌ トラウマのせい (注意:トラウマが原因の場合もまれにあります)
❌ そのうちよくなる (場面緘黙の診断基準を満たさない程度に症状がよくなっても、話すこと全般に困難が続いたり、他の不安障害を発症したりすることがあります)
場面緘黙の治療では、保護者への心理教育およびペアレントコーチングを提供し、学校・園の先生方と連携しながら、エビデンスに基づいた実践を用いてお子さまへの直接的支援を行います。具体的には、PCIT-SM(場面緘黙のお子さまと関係性を築くための効果的な方法)、フェイドイン法、段階的エクスポージャーなどを取り入れています。
お子さまの“勇気の声”を育てるために、階段を一段ずつ上がるように、できることから少しずつ取り組んでいきます
場面緘黙症のセラピーのプロセスについて
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対象となる患者さんの年齢により、ご患者さん本人がインテークに参加される場合もあります。
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インテーク後、ペアレントコーチング/トレーニングセッションを行います。ペアレントトレーニングは通常約1時間です。初回のコーチングは場面緘黙症の基礎とPCIT-SMのスキルを学んでいただきます。
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保護者の方には、セッション外でもPCIT-SMスキルを継続的に実践していただきます。
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お子さまとのセラピーセッションを開始します。初回お子様とのセッションの流れは事前に説明いたします。